WELQとMERYが炎上で公開中止!記事はランサーズやクラウドワークスを通して素人に書かせていた?月収とアクセス数は?

DeNaが運営しているサイト『WELQ』と『MERY』のまとめサイトに嘘の情報が記載されていたと話題になり、多くのまとめサイトが公開中止となりました。

また、多くの記事がパクリや画像が無断で使用していたことが問題となっています。

なぜこのようなことになったのでしょうか?

風邪にはラーメンが効く?

WELQは主に医療に関連する記事を取り上げていましたが、中には「風邪にはラーメンが効く」といったあり得ない記事もありました。

より多くの人たちに見てもらうために、過激なタイトルつける人もいますが、結果的に誤った情報が出回ってしまっています。

記事を書く上で何よりも大切なのがタイトル!!そのため、面白そうなタイトルを付ける人が多いのです。

まとめサイトは素人が書いている?

アフィリエイトなどに詳しい人はわかると思いますが、NAVERといったまとめサイトのほとんどが素人によって書かれています。

実は、NAVERのようなまとめサイトでは記事を書くと、アクセス数に応じてNAVERから報酬を得られるのです。なので、多くの人たちが報酬を得ようと人がアクセス数が集まりそうな記事を書いています。

そして、記事の内容に関しては基本的に他のサイトから引っ張ってきて、リライトして書かれていることが多いのです。

ちなみに今回問題となったWELQやMERYは少し違います。

WELQやMERYは運営側が直接ライターに記事の執筆を依頼しています。そして、記事の文字数に応じてお金を支払っています。

どこでライターに依頼しているの?

WELQやMERYには専属ライターもいますが、外注で記事の作成依頼も行っています。最近ではクラウドソーシングサイトを利用して簡単に記事の作成依頼をすることができます。

クラウドソーシングサイトは『クラウドワークス』『ランサーズ』といったサイトがあります。

これらのサイトではネットを通して仕事を依頼することができるのです。

サイトを作成したり、アプリの作成依頼をする人もいますが、記事の作成依頼がほとんどでしょう。

記事の値段は依頼者によって異なりますが、2000文字で600円のような値段で依頼しているところもあります。

記事で2000文字以上書くとしたら1時間以上かかります。時給に換算するとかなり効率が悪い。でも、家で仕事ができることもあって、多くの人たちが安い値段で記事を書いています。

なぜ今回のようなことになったのか?

あまり知られていませんが、サイトにはレベルがあります。ゲームのように想像してもらえばわかりやすいのですが、レベルが高いと検索された時に上位に表示されやすいのです。

サイトのレベルはGoogleによって決められています。サイトのレベルが上がるにはさまざまな要因がありますが、一番関係してくるのが記事数。つまり、記事数があればあるほどレベルが上がります。

サイト運営者はより多くのアクセス数を集めるためにレベル上げに取り組んでいます。つまり、ひたすら記事数を増やせばアクセス数が増加します。

WELQのアクセス数はどれぐらい?

WELQは開設してからまだ1年しか経っていませんが、すでに月7000万アクセスあるのです!

サイトには広告収入が入るのですが、大体100アクセスに対して広告に1回クリックする人がいるので、WELQの広告クリック数は70万回と考えられます。

1クリックに対して平均で25円得られるので、単純計算で月に1750万円の広告収入が入ります。実際はもっと広告収入を得ていますが、アクセス数がいかに大切なのかがわかりますね。

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まとめ

現在どんなキーワードで検索してもほとんどがアフィリエイト目的のサイトにたどり着いてしまいます。

本当のことが書いてあるサイトもあれば、嘘の情報が載っているサイトもあります。

ネットには情報が溢れており、運営側にも問題がありますが、利用者にも問題があると思います。

ネットに載っている情報を鵜呑みにするのではなく、自分で考えた上で情報を利用必要性があります。

 

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